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週刊ヒロポン・その8

Subject: 骨が折れる
Date: Sat, 12 Jun 1999 06:00:05 +0900

うちの女房が先週、自転車で転倒して指の骨を一本折ってしまいました。
家の自転車には前と後ろに籠が付いているママチャリなんですが、うちのカカアは重い荷物を前に積んで走っていたのだそうです。バランスが悪くなるのは当たり前。何で後ろに積まなかったの?と言っても、もう後の祭。いろいろ文句を言っていると、彼女が僕に言うのです。「兎に角、病院に連れて行って!」そうでした。忘れていました。痛みと言うのは本人じゃないとなかなか分からないものですよね?
車に乗せて病院に行く時も喧嘩は続きます。「デッカイ総合病院の方がいい」と言う私と、「近くにある接骨院の方がいい」と言う女房と。車は右に言ったり左にいったり。結局、「毎日通う私の身になってよ!」の一言で車は再びUターン。本当に家のすぐ近くにあるのです。良く考えたら車も要らないほどの距離なのです。この接骨院、たった一人で受け付けから治療まで先生がやるのです。
でも、後から考えるとここが良かった。大きい病院ではギブスをしたまま2週間、兎に角固めてしまって、それから指を動かすリハビリをやるのが普通なのだそうです。ですから、直りが遅い。中にはギブスをしたまま変な風に固まって骨が変形したまま、何てこともあるらしい。しかも、この接骨院は治療代が安い。一回500円もしなかったりする。実はこれを聞いた途端、「やっぱり、あそこにして良かったね」と私の接骨院に対する評価は不動のものとなったのです。
しかし、なんで、こんな時に限って仕事が無いのだろう?お金の事ではない。家に居たくないのだ。家に居ると家事を手伝わなくてはならない。今まで、全くと言って良いほど家事をやったことがない私が。片手しか使えないというのは本当に不便だ。洗濯物を干すにしても、片手で洗濯バサミを開くともう一方が使えないから何も挟むことが出来ない。流石の私も見てみぬ振りは出来ない。掃除、皿洗い。布団の上げ下げ。「主婦の仕事って結構大変でしょう?」と誇らしげに言う女房。確かにそうだ。皿洗いなど、洗ったと思ったら次の皿やなべが待っている。しかし、主婦の仕事とはなんと非生産的な労働なんだろう?洗濯したからと言って洋服が増える事はない。皿を洗っても同じ事。布団なんか敷きっぱなしにしておいた方がよっぽど効率的だ。でも、やっぱり布団の敷きっぱなしはイヤだ。
女房が骨を折ったおかげで、私も骨がおれる。

松元ヒロ



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