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週刊ヒロポン・その4

Subject: 等身大
Date: Sun, 16 May 1999 06:30:34 +0900

僕はとってもアガリ性なのです。
アガリ性で思い出すのが、忘れもしない…何年前だったか!??「ブロードキャスター」にTNPで出ていた頃。久々の全国放送で、最初から私の一人芝居的なネタで生放送! モニターに映る自分のアップの顔が眼に入った途端、頭の中が、元々何も入ってないところに持ってきて更に真っ白になってしまったのです。台詞が何も出てこないのです。生ですよ? 何分間黙っていたのでしょうか? 私には永遠の時が流れたようでした。スタジオ中がザワザワとしだして…なんとか最後の台詞だけを思い出してようやくコントのコーナーは終わりました。TV局から差し向けられたタクシーの中で私は泣いていました、40の男がポロポロと泣いていました。泣きながら家に帰り、ビデオに録画しておいた、そのコーナーを酒を呑みながら見ました。とことん落ち込もうと思って……。
ところがどうです。台詞が出てこなくてオロオロする自分を見て私は笑っていたのです。こんなに笑える自分は始めてでした。面白いのです。客観的に観て面白いのです。なんにも飾らない自分がそこにいるのです。格好良くないのです。惨めなのです。滑稽なのです.そして、何か可愛らしいぐらいなのです。兎に角面白いのです。
菊さんの後番組に渡辺えり子さんが出ていました。「週に一回とはいえ、ラジオのレギュラーは初めてだ、あがってる」と何度も言うのです。可愛いのです。普通は格好つけるでしょう? 本当にあがっている様子なのです。でも面白いのです。すごいなあ、と思いました。何故全く背伸びしないでマイクの前に立てるのだろう? 私の時のように突発的ではなく日常的に何故等身大の自分でいれるのだろう?
…自信かな?
兎に角、今の自分より、より以上の自分を見せようとしていない事だけは確かだ。
やっぱり自信かな?
今の自分以上のものを見せなくていいんだもの…。
僕の場合は自信持ったり、失ったりと揺らぐんだなこれが…
うん、地震だな!? ああ、シンド?!…だめだコリャ。

松元ヒロ



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