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週刊ヒロポン・その29

Subject: 私はクローン人
Date: Fri, 5 Jan 2001 06:25:43 +0900



新しい年が始まりました。21世紀です。どうなるのでしょう?
昨年6月に、クリントン大統領が「ヒトゲノムの全体像をほぼ解読した」と発表。この遺伝子の解読によって、これからクローン人間を作る事も可能になるそうだ。
私も作って貰おうかしら、私と同じ遺伝子を持つ私。つまり私が私を含めて例えば10人いる訳だ。楽になるだろうな。ネタを考えるにしても10人で考えれば沢山できるだろうね。
「もう一人の君、出来た?」
「う〜ん、クローン人間でもやっぱりヒロはクローンニン(苦労人)クックク…」
「なんだ、俺も同じギャグ考えてたんだ」
「俺も」
「俺も」
……とこれじゃネタは増えないか?何しろ同じ遺伝子だから考えるレベルも同じだろう。でもね、10人いれば同じ日に10件の仕事を入れられる。これは画期的だ。
でも待てよ?10人が10人分の仕事をする訳だから、ギャラを10人で分ければやっぱり私の取り分は一人分?…しかも月に5本しか仕事の依頼がなかったとすれば、優しい心を持った私のことだ。
「俺はいいから、お前が行けよ」
と言うだろう。そうすると、私と同じ心を持ったクローンの事だ。
「いや、私はいいですよ、あなたが…えっ?そうですか、じゃあ私が」
となるに違いない。私は仕事にアブレ、バイト探しとなる。たまったもんじゃない。やっぱり増えて良い人間と、いけない人間がいる。いや待て。同じ人間がいっぱいいる事に問題があるのだ。だんだん哲学の領域に入ってきたぞ…。
例えばだ、日本中の女性がみんな藤原紀香だったとしよう。男はみんなキムタクだ。男がキムタクだからって、全員女性が工藤静香じゃいやでしょ?では藤原紀香にしましょう。嬉しい?でも困るよぉ。どれがウチの奥さんの藤原紀香か隣の紀香かわからなくなっちゃう。第一ありがたみがない。
やっぱりウチの女房を見たその目でブラウン管の藤原紀香を見るから「美人だなあ」と、なる訳だ。
TVのサスペンスドラマでも殺されたのが藤原紀香で、第一発見者が藤原紀香で、ウエイトレスも紀香で、通行人も紀香で、実は殺したのも藤原紀香だった。怒ってチャンネル変えたら、藤原紀香がニュースを読んでいる。怖いよ〜ォ。
そういえば、最近どのコマーシャルでも顔を出す藤原紀香はまさに「クローン」だ。
たまには「クローンニン」の私を使って!
全てのみなさ〜ん!今年も私をよろしく!!!

松元ヒロ



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