Subject: 自公・相田みつを路線
Date: Mon, 15 May 2000 02:32:59 +0900
今日、小渕前首相が死んだ。今日は夕刊が無い。
だから、今日の朝刊のトップには小渕氏について「意味ある会話困難」。
1ヶ月程前の青木長官との会話について言っているのだが、この見出し記事は素晴らしい。大いに笑える。だって、倒れる前から、意味ある会話は困難だったのではないか? 結局、メモや原稿を読んでいただけだじゃなかったっけ?
死人に鞭打つ訳ではないけれど、私人ではなく、公人として評価されなくてはならないと思うから。ガイドラインも、盗聴法も、日の丸、君が代もこの首相の時に数の力だけで通してしまったのだから・・・・。
今度の森首相はもっと凄い。今度は「自公」で・・・。「ジコウ」?
このジコウ、どんな悪い事をしても全部お咎め無し。「だって、時効だもん」と言われそう。森さん、スキャンダルを暴かれた週刊誌4社に謝罪等を要求とか、これこそ笑ってしまう。だって、「フォーカス」「女性自身」「週刊宝石」「週刊実話」ですよ? 一国の首相がそんな週刊誌を読んで怒っているサマを想像するだけで、情けない。もっと品性を持って欲しいよね。
この国はどこへ向かおうとしているのでしょうか?
「みどりの日」がいつのまにか「昭和の日」に変わってしまった。名前なんかどうでもいいじゃないか、と言う人もいるかもしれないが、国民の祝日って「国民がこぞってお祝いする日」ですよ? 昭和天皇の誕生日を祝うのですよ? あの戦争は侵略戦争ではなかった、という事なのでしょう。ああ、怖い。もっとマスコミもこれらの件に就いては騒いで良い筈なのに・・・17歳と包丁の関係を大々的に騒ぐより、もっと大きな問題だと思うのだけれども。
日本人ってみんな従順すぎるから、「滅私奉公」が好きだから、諦めも早いから、政府は、やり放題。そこで思い出したのが、「相田みつを」の詩。
ふたつあったらまようよ
ひとつならまよいようがない
人生の的はひとつがいい
・・・自民党にとっても、公明党にとっても、非常に都合の良い詩ではあります。でも、選択肢の無い、つまらない人生です。更に
がまんをするんだよ
くやしいだろうがね。
そこをがまんするんだよ
そうすれば人のかなしみやくるしみがよくわかってくるから
・・・堪忍袋の緒が切れそう。決め技はこれだ
しあわせは
いつも自分の心がきめる
うん、これで自民党と公明党は安泰だ。これで再び戦争に突入しても「天皇陛下バンザーイ!」と言いながら死んでいけそうですね?
私は嫌だ!!
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