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ライブレポート



その21 「志の輔らくご」2003年2月〜11月まで
その20 8/24/03 24時間テレビ@広島
その19 「志の輔らくご」2002年
その18 8/9/02@新大久保
その17 6/1/02@永田町
その16 5/25/02@名古屋
その15 最近の「志の輔らくご」
その14 5/19/01@名古屋
その13 3/23/01@井原
その12 10/14/00@福岡県行橋市
その11 5/28/00@新潟県新潟市
その10 3/24.25/00@福井県名田庄村
その9
1/20/00@新宿
その8
11/12/99@東京都文京区
その7
10/18/99@山口県
その6
7/17.18/99@岐阜県
その5
7/11/99@渋谷
その4
6/19/99@横浜
その3
4/17/99@日野
その2
3/20/99@名古屋
その1
3/4/99@渋谷


BBS
・作戦会議室・


ライブレポート・その3

4月17日日野市 生活・保健センター

ヒロさん、悪戦苦闘のち感涙の巻

ヒロさんもトークで「地域振興券をもらっても、日野にはデパートがない」と言ってたけど、本当に日野ってのどかな住宅地という感じ。駅から見える8階建てのマンションが唯一の高層ビル。横浜の田舎に住む私が、「ここ、東京都?」と思ってしまった。
4月17日(土)、日野子ども劇場特別鑑賞例会・低学年の部を観てきた。さて、駅から会場までがちょっとわかりづらかったが、途中向こうから来たおばちゃんに尋ねて、こじんまりした煉瓦建ての生活・保健センターを見つけた。3階にホールがあるのか、ホール、ホール…と探していたら、会場はホールではなく、体育室みたいな部屋だった。ビックリ。ステージ、桟敷、椅子席が同じ高さ。後方に平台を積み上げた特別椅子席(?)。ここには子どもが座っちゃいけないらしい。下手の普通椅子席に座る。
さて、開演時間。司会に紹介されてヒロさんは部屋の後ろから入って来た。主役が入ってきたって、桟敷の子どもたちはワイワイガヤガヤ。トークが始まる。「早くやってー」の声。どうやらトークよりマイムなるものが観たいらしい。ヒロさんもちょっと答えてしまうと、次々いろんなことを言い出す子どもたちに悪戦苦闘。そして、ヒロさんがガラス(壁)を作る。四方にできた壁が迫ってくるマイム。「ホントはないんだよ」「壁があるふりしてるー」、いちいちうるさい。次のマイムに進むため、いつもの説明を始めるとまたギャーギャー。いろいろなお面をつけているうちに、笑った顔のお面が取れなくなるマイムが始まった。あれっ、みんなシーンとしていきなり集中した!野次も飛ばない。いいぞ、いいぞ。ヒロさんも「今日は気合いが入って、良いマイムができましたよ。いつもは大人相手だから手を抜いてるんだけど」ですって。でも、ヒロさんがテレビやCMに出た時の話しが始まると、お母さんたちは「へえー」と感心してるけど、子どもたちはまたうるさくなってきた。
そして第2部として、子どもたちにマイムを体験してもらうコーナーへ。希望者5,6人に前に出てきてもらって、まずみんなで壁を作る。一番前で一番うるさかったタケルくんも立候補。おどけながらも壁をつくっている。次のグループは「ド・レ・ミ」に合わせて最初グニャグニャだった体をだんだん堅くしていく。みんな恥ずかしがらずにやってる。次のグループは好きな動物の真似をしてもらう。それぞれみんなと違うことをやろうと工夫してるのがわかる。ウケ狙いの子もいる。最後は、椅子に座ろうとしたら画鋲が置いてあって刺さってしまう、という設定で演技をする。ここでもみんな差をつけようと一生懸命。もうみんな、マイムのとりこだね。
第3部。ここでヒロさんが「第3部です」と言ったら、「3部が終わったらー?」という質問。「終わったらお別れだよ」と答えると「やだー!」…あらあら、さっきまでつまんないとか早くしろとか言ってたのに。ヒロさんも思わず感涙にむせぶ。この子たち、かわいいじゃん。
「逢いたい」の歌に合わせたマイム。前半じーっと見入って、後半みんな笑ってる。わかりやすいんだな。そして、「今日のニュース」ではなく、「作文マイム」。これは、会員の子どもが去年のキャンプのことを書いた作文に合わせてマイムをするもの。作文自体も面白かったし、ヒロさんのマイムももちろん面白い。子どもたちも内容が身近だったこともあってか、大喜び。
そして、オマケということで、最後に「風船売り」のマイム。もう誰も騒がない。すっかりパリの街角に溶け込んでいる。拍手喝采の中、1時間強のステージは終わった。
最初はどうなることかとハラハラしたけど、ヒロさんも、ちょっと子どもの扱い方をつかめたご様子。子どもって、本当ににくたらしくて、かわいくて、やっぱりにくたらしい。元幼稚園の先生は、あらためて感じた。先生なら「静かにしなさいっ!」って怒鳴れるけどね。ヒロさん、お疲れ様でした。今後も頑張ってくださいね。(み)



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